譜面の流れを見るということ
2018年8月13日 ゲームどうも、お久しぶりです。記事の更新が滞ってしまい大変申し訳ございませんでした。リアルの方でやらなければならないことが多々ありまして、最近一区切りついて落ち着いてきた次第でございます。DDRの方はというと、モチベーションが今は結構ある状態で、一先ずはいくつかある目先の目標の達成を目指してやっていこうかなと思っています。
近況はこれくらいにして、早速本題について書いていこうかと思います。前回は、「踏む」という動作についての細かい部分について書かせていただきました。今回はその中で触れた、「譜面の流れを理解できること」ということについて書いていこうかと思います。
流れてくるノーツを見て踏むという動作は一見とても単純です。しかしながら、「とりあえず来たものを踏んでいる」のと、「譜面の流れを見て、動きをフィードバックしながら踏んでいる」のとでは大きな違いがあります。
動きをフィードバックしながら踏むというのは、譜面の前後関係を見て、それをもとに適切な動き、もっと細かく言うと体重制御や足を置く位置などを調整しながら踏むということです。前回も触れましたが、この一連のことは特にこのゲームにおいて重要な意味を持ちます。
プレイをしていて、足の動きがもたついたり、後に流れてくる譜面に対応出来ないと感じたことはありませんか?そういったことは、「流れてきた譜面をそのまま踏んでいる状態」に起因していることがほとんどだと私は考えます。では、そうなってしまっている大きな原因2点と、それを矯正していくことについて書いていきます。
私が考えるその2つの原因とは
1,ハイスピードが適性より早い
2,ノーツの色(NOTE,RAINBOW)等に認識を頼りすぎている
です。
1について解説していきます。ハイスピード(以下HS)というのは、隣接したノーツを離すことによって、認識がしやすくするようにするとても一般的なオプションです。そもそもなぜHSをかけて早くするのか?それは、密集した譜面では一度に流れている情報が多すぎて、その処理が困難であるからです。しかしながら、HSが適性よりも早い場合はこの逆、つまり、「一度に流れてくる情報が少なくなる」といった現象が起きてしまいます。他の機種から流れてきたプレイヤーさんや、なんとなく癖でHSを早めにしているプレイヤーさんはしばしば見受けられます。しかしながら、DDRは前回の記事で触れたように入力デバイスを足で入力するという特徴があります。これは本当に大切なことなのですが、「適性より早いHSは、むしろ認識をより困難にしてしまう諸刃の剣になってしまう」ことを知ってください。
情報が少ない、ということについて詳しく触れていきます。大半のDDRの譜面というものは、譜面ごとにどのように踏めば交互に踏めるのかというのが決まっています。この予定された流れをつかむことが出来なければ、次にしなければならない動きへの準備が遅くなってしまい、認識や動きの遅れ、それによる精度の低下や見送りや動きが間に合わないことに起因するミスの発生に繋がります。こういったことを避けるためにも、流れてくるノーツ(情報)から次の動きを予測しながらプレイしていく必要があるのです。
前提となる以下のことを知ってください
・HSを早くする、判定ラインの近くを見ると...
メリット:密集した譜面が見やすくなる、目押しがしやすくなる
デメリット:画面の下の方のノーツが見にくくなる(情報量が減る)ため、譜面の流れがつかみにくく、ちぐはぐな動きになってしまう。
・HSを遅くする、画面の下の方を見ると...
メリット:下の方のノーツが見やすくなる(情報量が増える)ため、譜面の流れがつかみやすく、前後関係を見ながら動きを修正しやすくなる
デメリット:譜面が密集して認識が難しくなる、目押しがしにくくなる(判定ラインを利用する方法で精度が取りづらくなる)
つまり、画面を見る目線とHSで一度に見ることができる情報量が決まるのです。
以上のことを踏まえた上で対策について書いていきます。もし自分が踏んでいる時に認識の遅れや、その曲全体での難所(16分等の早いノーツや急に来る対応しにくい捻り)でボロボロこぼしてしまうと感じているなら、少しHSを落として練習したり、目線を変えながらプレイする癖をつけることをおすすめ致します。おそらく最初は精度が落ちてしまうとは思いますが、根気よくプレイしてみてください。恐らく、踏みづらいと感じていた難所が少しずつ踏めるようになってくると思います。また、様々な曲をプレイするようにしてください(自分のことをよくご存知の方は、お前がそれ言う?って思われるかもしれませんが...)。これはなぜかというと、これによって様々な譜面のパターンを体が覚えていくこと(これを自分は譜面のデータベースと読んでいます)により、譜面に対しての対応力が上がるからです。これは雑な例えで言うと、「あ!この問題、某○○ゼミで見たことある!」というアレと同じです。人間は過去の経験から物事を考えていくものです。それは音ゲーでも同じことで、理解している譜面のパターンが多ければ多いほど、直感的に様々な譜面に対応できるようになっていくのです。
2について解説していきます。これは、DDRをメインでプレイしているプレイヤーさんにありがちな事象です。というのは、基本的に他機種音ゲーというのはそもそも譜面ごとに色分けがされていません。つまり、上達には譜面を見てそのノーツが直感的に何分なのか理解することが不可欠であり、大抵の場合、他機種勢のプレイヤーはこの癖が無意識についていることが多いのです。しかし、DDRはオプションによってノーツに色分けをすることができます。これによって、リズムを視覚的に理解することができてしまいます。しかしながらこれによって、「音に合わせて踏む癖」、もっというなら、「流れている音のどこにノーツが合わせられているのかを予想する癖」がつかなくなってしまいます。ノーツの色だけを見るのではなく、色からリズムを読み取って、ノーツの間隔と読み取ったリズムを対応させるよう意識するようにしてください。そうすることで、密度の高い譜面や変則的なリズム、ソフランといった色のみで譜面のリズムを判断しづらいケースへの耐性が上がっていきます。
こういった場合の対策としては、色のみに頼る認識をしない練習をするというのが対策になります(そのまんまですね)。具体的には、HSを下げてプレイしてみる。FLATを使用してみる。NOTE,RAINBOWを使用する場合も前述のことを意識する。他機種をやってみるなどがそれにあたります。これも最初はやりづらいと感じるかとは思いますが、これが出来るようになると、複雑なリズムや16分を多用してくる足15以上の譜面に対しての耐性が向上すると思います。
今回は認識についてのポイント2点について書かせていただきました。もし思い当たるフシがあって、行き詰まりを感じている場合はこの2点を意識されてプレイすることを強くおすすめします。今回は以上となります。ここまで読んで下さりありがとうございました!もしコメント等ございましたらtwitterやコメント欄にお気軽に書いてください。それでは。
近況はこれくらいにして、早速本題について書いていこうかと思います。前回は、「踏む」という動作についての細かい部分について書かせていただきました。今回はその中で触れた、「譜面の流れを理解できること」ということについて書いていこうかと思います。
流れてくるノーツを見て踏むという動作は一見とても単純です。しかしながら、「とりあえず来たものを踏んでいる」のと、「譜面の流れを見て、動きをフィードバックしながら踏んでいる」のとでは大きな違いがあります。
動きをフィードバックしながら踏むというのは、譜面の前後関係を見て、それをもとに適切な動き、もっと細かく言うと体重制御や足を置く位置などを調整しながら踏むということです。前回も触れましたが、この一連のことは特にこのゲームにおいて重要な意味を持ちます。
プレイをしていて、足の動きがもたついたり、後に流れてくる譜面に対応出来ないと感じたことはありませんか?そういったことは、「流れてきた譜面をそのまま踏んでいる状態」に起因していることがほとんどだと私は考えます。では、そうなってしまっている大きな原因2点と、それを矯正していくことについて書いていきます。
私が考えるその2つの原因とは
1,ハイスピードが適性より早い
2,ノーツの色(NOTE,RAINBOW)等に認識を頼りすぎている
です。
1について解説していきます。ハイスピード(以下HS)というのは、隣接したノーツを離すことによって、認識がしやすくするようにするとても一般的なオプションです。そもそもなぜHSをかけて早くするのか?それは、密集した譜面では一度に流れている情報が多すぎて、その処理が困難であるからです。しかしながら、HSが適性よりも早い場合はこの逆、つまり、「一度に流れてくる情報が少なくなる」といった現象が起きてしまいます。他の機種から流れてきたプレイヤーさんや、なんとなく癖でHSを早めにしているプレイヤーさんはしばしば見受けられます。しかしながら、DDRは前回の記事で触れたように入力デバイスを足で入力するという特徴があります。これは本当に大切なことなのですが、「適性より早いHSは、むしろ認識をより困難にしてしまう諸刃の剣になってしまう」ことを知ってください。
情報が少ない、ということについて詳しく触れていきます。大半のDDRの譜面というものは、譜面ごとにどのように踏めば交互に踏めるのかというのが決まっています。この予定された流れをつかむことが出来なければ、次にしなければならない動きへの準備が遅くなってしまい、認識や動きの遅れ、それによる精度の低下や見送りや動きが間に合わないことに起因するミスの発生に繋がります。こういったことを避けるためにも、流れてくるノーツ(情報)から次の動きを予測しながらプレイしていく必要があるのです。
前提となる以下のことを知ってください
・HSを早くする、判定ラインの近くを見ると...
メリット:密集した譜面が見やすくなる、目押しがしやすくなる
デメリット:画面の下の方のノーツが見にくくなる(情報量が減る)ため、譜面の流れがつかみにくく、ちぐはぐな動きになってしまう。
・HSを遅くする、画面の下の方を見ると...
メリット:下の方のノーツが見やすくなる(情報量が増える)ため、譜面の流れがつかみやすく、前後関係を見ながら動きを修正しやすくなる
デメリット:譜面が密集して認識が難しくなる、目押しがしにくくなる(判定ラインを利用する方法で精度が取りづらくなる)
つまり、画面を見る目線とHSで一度に見ることができる情報量が決まるのです。
以上のことを踏まえた上で対策について書いていきます。もし自分が踏んでいる時に認識の遅れや、その曲全体での難所(16分等の早いノーツや急に来る対応しにくい捻り)でボロボロこぼしてしまうと感じているなら、少しHSを落として練習したり、目線を変えながらプレイする癖をつけることをおすすめ致します。おそらく最初は精度が落ちてしまうとは思いますが、根気よくプレイしてみてください。恐らく、踏みづらいと感じていた難所が少しずつ踏めるようになってくると思います。また、様々な曲をプレイするようにしてください(自分のことをよくご存知の方は、お前がそれ言う?って思われるかもしれませんが...)。これはなぜかというと、これによって様々な譜面のパターンを体が覚えていくこと(これを自分は譜面のデータベースと読んでいます)により、譜面に対しての対応力が上がるからです。これは雑な例えで言うと、「あ!この問題、某○○ゼミで見たことある!」というアレと同じです。人間は過去の経験から物事を考えていくものです。それは音ゲーでも同じことで、理解している譜面のパターンが多ければ多いほど、直感的に様々な譜面に対応できるようになっていくのです。
2について解説していきます。これは、DDRをメインでプレイしているプレイヤーさんにありがちな事象です。というのは、基本的に他機種音ゲーというのはそもそも譜面ごとに色分けがされていません。つまり、上達には譜面を見てそのノーツが直感的に何分なのか理解することが不可欠であり、大抵の場合、他機種勢のプレイヤーはこの癖が無意識についていることが多いのです。しかし、DDRはオプションによってノーツに色分けをすることができます。これによって、リズムを視覚的に理解することができてしまいます。しかしながらこれによって、「音に合わせて踏む癖」、もっというなら、「流れている音のどこにノーツが合わせられているのかを予想する癖」がつかなくなってしまいます。ノーツの色だけを見るのではなく、色からリズムを読み取って、ノーツの間隔と読み取ったリズムを対応させるよう意識するようにしてください。そうすることで、密度の高い譜面や変則的なリズム、ソフランといった色のみで譜面のリズムを判断しづらいケースへの耐性が上がっていきます。
こういった場合の対策としては、色のみに頼る認識をしない練習をするというのが対策になります(そのまんまですね)。具体的には、HSを下げてプレイしてみる。FLATを使用してみる。NOTE,RAINBOWを使用する場合も前述のことを意識する。他機種をやってみるなどがそれにあたります。これも最初はやりづらいと感じるかとは思いますが、これが出来るようになると、複雑なリズムや16分を多用してくる足15以上の譜面に対しての耐性が向上すると思います。
今回は認識についてのポイント2点について書かせていただきました。もし思い当たるフシがあって、行き詰まりを感じている場合はこの2点を意識されてプレイすることを強くおすすめします。今回は以上となります。ここまで読んで下さりありがとうございました!もしコメント等ございましたらtwitterやコメント欄にお気軽に書いてください。それでは。
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